ジョン・ラターを日本語&オーケストラで歌おう!
演奏曲
(日本語詞: ヘルビック貴子 曲: J. ラター)
このうるわしき大地に(For the beauty of the earth)(詩: F.S. ピアポイント)
素晴らしきものすべてを(All things bright and beautiful)(詩: C.F. アレキサンダー)
ルック・アット・ザ・ワールド~世界はたからもの~」(Look at the world)(詩: J. ラター)
永遠の花(A flower remembered)(詩: J. ラター)
指揮:本山秀毅
演奏:Harmony for JAPAN 2015 合唱団&管弦楽団
福島県農業高校合同合唱団、双葉郡大熊町立大熊中学校特設合唱部、南相馬市立小高中学校特設合唱部
紹介
「A flower remembered ( 永遠の花)」は、イギリスの作曲家ジョン・ラターが、東日本大震災で大きな被害を受けた東北地方のために書き下ろした合唱曲です。日本の俳句のスタイルを意識して作ったという歌詞には、この災害のため遠くに去ってしまった人たちを「美しい花」にたとえ、「私たちはいつまでも忘れないよ。」という強いメッセージが込められています。
そのテキストに、ラターらしい美しいメロディと豊かなハーモニー、そして流れるようなピアノ伴奏が加わって、誰もが一度聞いたら忘れない、そしてすぐに口ずさみたくなるような心あたたまる作品となっています。
さらにこの曲には、ラター自身の強い意向もあり、日本語の歌詞が付けられ、英語でも日本語でも演奏できるようになっています。ヘルビック貴子によるこの日本語詞は、ラターが詞に込めた想いを大事にしつつ、曲にあった歌いやすい美しい言葉によって書かれています。日本語で演奏することで、歌う人も聴く人もより一層ラターの想いを身近に感じることができるでしょう。
今回のコンサートでは、この日本語版をオーケストラ伴奏で演奏します。